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7月24日、集会宣言を国土交通省に提出

7月24日に、7月22日の集会宣言「住民への説明がない中での立野ダム本体建設工事着工に断固反対する」を国土交通省立野ダム工事事務所に提出しました。相変わらず、事務系の職員が文書を受け取るだけで、これまでの質問にも一切答えないままでした。国土交通省が立野ダム建設を「住民のため、未来のために」と考えているのならば、堂々と説明したり、質問に答えたりすればいいものの。一切しない(できない)ということは、住民のためにも、未来のためにもならないことを、国土交通省が認識しているからではないでしょうか。

当日の新聞記事です。

提出した文書です。

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7月22日 九州北部豪雨6周年「立野ダムと白川の安全を考えるシンポジウム」

7月22日の九州北部豪雨6周年「立野ダムと白川の安全を考えるシンポジウム」では230名の参加者を得ることができました。ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。大熊先生の講演も素晴らしかったです。

以下、現地からの報告と、大熊先生講演のプレゼン資料(PDFファイル)と写真、当日講演の動画、熊本日日新聞記事です。参加できなかった方は、ぜひ下記動画で大熊先生の講演をお聞きください!

現地からの報告20180722

大熊先生基調講演20180722

動画のURLは次の5つに分かれています。
1.開会あいさつ 鎌田 聡氏(ダムによらない治水・利水を考える県議の会)

2.現地からの報告 緒方 紀郎氏(立野ダムによらない自然と生活を守る会)

3.講演 大熊 孝氏(新潟大学名誉教授)

4.討論 大熊 孝氏、松本 久氏(阿蘇の自然まもり隊)、金田 俊二氏(白川の安全と立野ダムを考える大津町民の会)、中島 康氏(立野ダムによらない自然と生活を守る会)

5.集会宣言アピールと閉会あいさつ 緒方 恭子氏(白川の治水を考える中央区民の会)、山部 ひろし氏(立野ダムによらない白川の治水を考える熊本市議の会)

会場でいただきましたカンパは、83,755円でした。今後の活動費として大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

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7月22日(日)18:30九州北部豪雨6周年シンポジウムで大熊孝先生講演

新潟大学名誉教授(河川工学・土木史)の大熊孝先生をお招きし、立野ダム建設と白川の安全、そして日本人の伝統的自然観と治水のあり方について考えたいと思います。今回の西日本豪雨についても検証します。どなたでも参加できます。是非ご参加ください。まわりの方に参加を呼び掛けてください!
■九州北部豪雨6周年「立野ダムと白川の安全を考えるシンポジウム」
●日時  7月22日(日)18:30
●場所 熊本市中央区・パレアホール(鶴屋東館10階)
●講演 「日本人の伝統的自然観と治水のあり方」講師:大熊 孝氏(新潟大学名誉教授 河川工学)
●講師 大熊 孝(おおくま たかし)氏 新潟市潟環境研究所所長・水野駅ビュー福島潟名誉館長・NPO法人新潟水辺の会顧問・新潟大学名誉教授 1942年台北生まれ、千葉育ち、新潟市在住、東京大学工学部土木工学科卒、工学博士、専門は河川工学・土木史 自然と人の関係、川と人の関係を地域住民の立場を尊重しながら研究している。

20180722チラシ表面

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7月14日 白川改修現地見学会

7月14日、「白川の安全と立野ダムを考える東区流域住民の会」(準備会)が、白川改修現地見学会を行いました。猛暑のなか15名が参加。6年前の九州北部豪雨で被災した白川の熊本県管理区間の、未来大橋から陳内4丁目までの7地点を調査しました。緒方紀郎さんが、県が開示した資料に基づいて各地点ごとに説明しました。被害が甚大だった龍田陳内4丁目では、白川の流下能力が改修前は毎秒1873㎥だったのが改修後は2863㎥と、河川改修で大幅に流量が増えているのをはじめ、各地点とも大幅に流量が増え、平成24年の九州北部豪雨クラスの大洪水でも白川はあふれないことが、現地を見て一層明らかになりました。

にもかかわらず、先日の新聞報道を見ると、住民の多くはまだ白川はあふれるのではないかと不安に思っています。今では十分な余裕をもって流せるようになっているのに、行政はなぜそのことを住民に説明しないのでしょうか。それは、河川改修で十分安全になったことが明らかになれば、「立野ダムはいらないじゃないか」ということになるからです。見学会を主催した「東区の会」の小手川宏明さんは、「国や県が、住民への十分な説明会をしないまま、立野ダム本体着工をするのは許せない」と語り、7月22日にパレアホールで開かれるシンポジウムへの参加を訴えました。以下、見学会の参加者に配布した資料、当日の写真、毎日新聞の記事です。

白川改修現地見学会資料2018.7.14

 

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ダム放流で洪水水位が急上昇したことがよくわかるグラフ

今回の西日本豪雨では、愛媛県・肱川の国土交通省の野村ダム、鹿野川ダムの放流がダム下流域の被害を大きく拡大しました。
そのことに関し、京都大防災研究所の中北英一教授(水文気象学)は、「上流からの流れをダムで調整し、下流に流しているので、ダムがなければもっと大量の水が下流に流れ、大きな被害が出ていたのは間違いない」と話しています。(朝日新聞2018年7月11日)
しかし、野村ダム、鹿野川ダムの流入量と放流量のグラフ(横軸を24時間)を見ると、野村ダムは、ダム流入量が300㎥/秒から1400㎥/秒まで約4時間半で上昇しているのに対して、放流量はたった数十分で1000㎥/秒も増加している時間帯もあります。
※ダムがない場合、「ダム流入量」がそのまま下流の流量となります。
鹿野川ダムは、ダム流入量が600㎥/秒から3500㎥/秒まで約5時間で上昇しているのに対して、放流量はたった数十分で1500㎥/秒も増加している時間帯もあります。
今回の場合、ダムがなければ、流量の上昇が4~5時間あって避難できたのに、ダム放流でダム下流の洪水流量の上昇時間が短縮され、短時間で洪水水位が急上昇するため、避難が非常に困難な状況になったのです。
一方、国土交通省四国地方整備局は11日に記者会見し、野村ダムと鹿野川ダムの放流操作について「適切だった」と説明。鹿野川ダムは、安全とされる基準の6倍に当たる最大毎秒約3700トンを放流したのに、「想定外の雨量だった」と説明。「操作規則に基づき対処した」ので適切だったそうです。つまり、想定外の雨量ではダムには洪水を防ぐ効果がない、ということです。
以上の通り、ダムによる治水は、想定外の降雨の場合は満水となり洪水調節能力を失うばかりか、放流量を急激に増やしてダム下流の洪水水位を急上昇させ、住民を危機に陥れるものです。
なお、各ダムの諸元は次の通りです。
野村ダム  総貯水容量1,600万㎥、洪水調節容量350万㎥、集水面積168㎢
鹿野川ダム 総貯水容量4,820万㎥、洪水調節容量1,650万㎥、集水面積513㎢
立野ダム  総貯水容量約1,000万㎥、洪水調節容量約940万㎥、集水面積383㎢
※グラフ作成:水源開発問題全国連絡会 嶋津 暉之氏
※水源開発問題全国連絡会ホームページを参照しました。

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愛媛県肱川上流・野村ダムと鹿野川ダムの緊急放流

愛媛県の大洲市では、肱川があふれて甚大な被害が出ています。南海放送によると、肱川の増水は「一瞬に」「みるみると」「ダムの放水でこんなになった」「午前7時に、肱川上流の野村ダムからの放流量が4倍になった」等と報道されています。下の写真(住民の証言)の出典は南海放送です。2枚目写真の奥に見える放流しているダムは、野村ダムの下流にある鹿野川ダムです。

大洲市の住民の方のコメントは、球磨川上流の市房ダムが緊急放流したときの、ダム下流の人吉市などの住民の証言と一緒です。それに対し国交省は「満水になるまでダムは頑張って水位を下げた」とか言っていましたが、肝心な時に洪水調節できなくなるからダム下流では一気に洪水の水位が上がるのです。

肱川上流には、野村ダムと鹿野川ダムという2つのダムがあります。水源連の嶋津さんが作成された、今回の豪雨時の2つのダムの流入量と放流量のグラフを添付します。洪水のピーク時に流入量をそのまま放流しており、両ダムが洪水調節機能を全く失ってしまったことが分かります。

今回の西日本豪雨でいえることをまとめると、
①甚大な被害の元凶は、土砂災害と流木災害、堤防の決壊である。
②今後最も対策が必要なことは、土砂災害対策と流木対策(森林の保全)、堤防の強化である。
③ダムは想定以上の洪水の場合は満水になり、ダムへの流入量をそのまま下流に流すしかなくなり、洪水調節できなくなる。
④「想定外」が想定外でなくなり、「〇〇年に一度」という計画規模があてにならなくなった近年の状況では、ダムは洪水調節で有効な選択肢どころか危険である。

それでも国交省は立野ダムをつくるのでしょうか。

今回の豪雨災害もふくめ報道を見て残念なのが、なぜ土砂災害が起きたのか、なぜ堤防が決壊したのか、なぜダムが放流したのか、掘り下げた報道が非常に少ないことです。河川等の情報を行政が独占しているからとも言えますが、気づいた人が発信していくしかありませんね。

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京都・嵐山(桂川)上流の日吉ダムの緊急放流

記録的な大雨で、各地で大変な被害が発生しています。京都新聞によると、桂川上流の日吉ダムが貯水限界を超えて6日午後2時から放流を始めたとのこと。(写真出典:京都新聞)

同日記者会見した近畿地方整備局の中込淳・河川部長は、「(放流で)ダム下流の水位が急激に上がっている。長時間の雨で堤防が弱くなっており、最悪の場合、堤防が決壊して氾濫する可能性もある」などと話し、周辺自治体に対して、川の近くに住む住民に避難を呼びかけるよう連絡していると明らかにしました。下流の嵐山は急激な増水に襲われました。(写真出典:朝日新聞デジタル)

日吉ダムは洪水調節と水道用水開発のために1998年から運用されている多目的ダムです。総貯水容量が6600万㎥、洪水調節容量が4200万㎥もある大規模ダムですが、今回の大雨では満水になって洪水調節機能が失われました。ダムは想定以上の洪水の場合は満水になり、ダムへの流入量をそのまま下流に流すしかなくなり、洪水調節機能がなくなるばかりか、下流の水位は一気に上がり被害を拡大します。

立野ダムの場合は、洪水時にダム下部の穴(幅5m×高さ5m)が流木等でふさがった時点でアウト(洪水調節できなくなる)です。

水源連の嶋津さんが作成された、今回の豪雨時の日吉ダムの流入量と放流量のグラフを添付します。日吉ダムは第一波の洪水に対しては洪水調節を行えましたが、第二波の洪水に対しては洪水調節機能を全く失ってしまったことが分かります。

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会報クマタカ19号を発送しました!

昨夜、会報クマタカ19号を会員の皆様、ご協力いただいております皆様方に郵送しました。会報は、熊本市周辺にはもう届いているかと思います。紙媒体の会報が必要な方は、事務局までご連絡ください。また、ストップ!立野ダムにご賛同いただける方には会報を郵送しますので、ご賛同いただけそうな方のご連絡先をお知らせください。

PDFファイル→立野会報19号2018.7.2

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なぜ行政は住民に説明せずに不安をあおるのか?

6月27日付熊日新聞によると、6年前の九州北部豪雨で大きな被害を受けた熊本市の龍田陳内地区で、いまだ8割の住民が「水害に不安」との調査結果が出たということです。
6年前の豪雨後、同地区は110戸の住宅が移転を余儀なくされ、白川の蛇行をショートカットして河道を広げるなどの大規模な改修工事が行われました。熊本県の資料によると、ここでは改修前には毎秒1910トンしかなかった流下能力が、毎秒3415トンも流れるようになりました(河口から19.3㎞地点)。6年前の豪雨の最大流量は毎秒2300トンだったので、今では十分な余裕をもって流せるようになっているのに、行政はなぜそのことを住民に説明しないのでしょうか。
それは、河川改修で十分安全になったことが明らかになれば、「立野ダムはいらないじゃないか」ということになるからです。ちなみに立野ダムの洪水調節能力は、ダムが計画通り機能したとしても毎秒200トンです。

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6月20日 立野ダム建設中止を求める署名簿提出

6月20日13時、 熊本県庁本館13階の1303会議室にて、立野ダム建設中止を求める署名簿を、熊本県知事宛・国交大臣宛に提出しました。今回は、2966人分、(累計10,946人分)です。大半は熊本市中心街での街頭署名で集めたものです。
(内訳:熊本市 1757人、阿蘇郡市 68人、菊池郡市 85人、上益城 93人、その他県内 141人、熊本県外 822人)

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