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11月15日、立野ダムに関する要請書と公開質問状を国交省と流域自治体に提出しました

11月15日午前、国土交通省立野ダム工事事務所に「立野ダム工事を一旦中止し、県民に十分説明することを求める要請書」と「10月31日の国土地理院の活断層図「阿蘇」の公表と立野ダム技術委員会に関する公開質問状(その8)」を提出しました。同日午後には流域自治体に、「立野ダム工事を一旦中止し、県民に十分説明することを国交省に求める要請書」と「世界ジオパーク指定の阿蘇・立野峡谷の柱状節理破壊と立野ダム本体予定地右岸の柱状節理保存に関する要請書」を提出しました。以下、提出時の写真です。

国土交通省立野ダム工事事務所

菊陽町

大津町

南阿蘇村

阿蘇市

提出した文書です。

立野ダム国交要請書2017.1115

立野ダム公開質問状(その8)2017.1115

立野ダム流域自治体要請書2017.1115

首長宛 柱状節理破壊に関する要請2017.1115

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11月15日、16日に立野ダムに関する要請書と公開質問状を提出します

10月28日の熊本市森都心ホールで開かれた県民総決起集会「立野ダム工事を一旦中止し県民に説明を」では、300名の参加者を得ることができました。集会で採択された集会宣言文の内容に関する要請書と、10月31日の国土地理院の活断層図「阿蘇」の公表と立野ダム技術委員会に関する公開質問状を、国土交通省等に提出します。

国土交通省に「立野ダム工事を一旦中止し、県民に十分説明することを求める要請書」と「10月31日の国土地理院の活断層図「阿蘇」の公表と立野ダム技術委員会に関する公開質問状(その8)」を提出します。熊本県知事と白川流域自治体首長に、「立野ダム工事を一旦中止し、県民に十分説明することを国交省に求める要請書」と「世界ジオパーク指定の阿蘇・立野峡谷の柱状節理破壊と立野ダム本体予定地右岸の柱状節理保存に関する要請書」を提出します。

提出します4通の文書です。

立野ダム国交要請書2017.1115

立野ダム公開質問状(その8)2017.1115

立野ダム流域自治体要請書2017.1115

首長宛 柱状節理破壊に関する要請2017.1115
以下、提出時間と場所です。

■11月15日(水)
10:00国土交通省立野ダム工事事務所(9:50同駐車場集合)
13:00菊陽町役場
14:00大津町役場
15:00南阿蘇村役場
16:30阿蘇市役所

■11月16日(木)
11:00熊本県庁地下1階入札室(10:50県庁本館1階ロビー集合)
13:30熊本市役所議会棟3階特別応接室

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10月31日の国土地理院の活断層「公表」に対する国交省の立野ダムに関する「公表」について

国土交通省は、10月31日の国土地理院の阿蘇の活断層「公表」に対し、「改めて立野ダム建設に係る技術委員会において技術的な確認・評価を行い、立野ダム建設は十分可能」と、立野ダム工事事務所ホームページhttp://www.qsr.mlit.go.jp/tateno/で公表しました。しかし、10月31日の国土地理院の公表と同日に「立野ダム建設に係る技術委員会」を開いて技術的な確認・評価を行い、同日に記者発表をするのは、あり得ないことです。

国交省ホームページを見ると、「立野ダム建設に係る技術委員会」委員長名の文書も掲載されていますが、いつ、どのような形で技術的な確認・評価を行った、などということは全く書いてありません。

ところが残念なことに、今朝の地元紙では、国交省の発表をそのまんま掲載しています。

昨年の熊本地震により立野峡谷では阿蘇大橋が崩落し、立野ダム水没予定地の大半が崩れました。多くの住民が、こんな危険な場所にもうダムは造られないと思いました。しかし、昨年夏に国土交通省が設置した「立野ダム建設に係る技術委員会」は、わずか3回の会合で、同省の「立野ダム建設は技術的に可能」との見解をそのまま認めてしまいました。委員には国交省から天下った人も複数います。国交省が選んだ委員が、国交省の見解に異議を唱えるわけがありません。国交省は、そのような技術委員会の見解を「錦の御旗」に立野ダム建設を推し進め、住民の公開質問状にも答えず、立野ダム説明会さえ開こうとしません。

今回、いつ、どのような形で「立野ダム建設に係る技術委員会」は「確認・評価」を行ったのか。その検証は妥当なものだったのか、徹底検証する必要があります。この件に関し、近日中に国土交通省に対し質問状を提出する必要があります。国交省は、「住民に知らせない、住民の声を聞かない、住民の疑問に答えない」という姿勢を改めるべきです。

以下、国交省ホームページに掲載された資料です。

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10月28日県民総決起集会「阿蘇ジオパークを立野ダムでこわさないで」に300名参加

10月28日に熊本市の森都心プラザで開催しました県民総決起集会「阿蘇ジオパークを立野ダムでこわさないで」は、白川流域や県下一円から約300名の皆様にご参加いただきました。立野峡谷のドローン動画では、立野ダム建設予定地周辺が熊本地震とその後の豪雨でいたる所で崩れていることが分かり、驚きました。立野ダムが建設された後、ここに豪雨があれば、大量の流木や土砂がダムの穴をふさいでしまうことが容易に想像できました。基調報告の後の、白川流域からの6名の方の報告や意見発表も、どれも説得力がありました。会場カンパも145276円も集まりました。ご参加ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。 当日会場での写真です。

新聞記事(毎日新聞、熊日新聞)です。

当日のプレゼンテーションです。

1028集会基調報告2017.1028

1028県民集会南阿蘇自然守り隊

1028集会阿蘇ユネスコ世界ジオパークと立野柱状節理

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10月28日(土)19:00 県民総決起集会「阿蘇ジオパークを立野ダムでこわさないで」

熊本地震により立野渓谷では阿蘇大橋が崩落し、あちこちで斜面も崩落しています。活断層も走り、ダムを建設するには地盤が悪すぎます。立野ダム水没予定地にある阿蘇ジオパークの貴重な地質遺産である柱状節理も住民の知らぬ間に破壊されました。工事は一時中止し、キチンとした説明を国に求めたいと思います。どうぞ参加の呼びかけにご協力ください!
■県民総決起集会「阿蘇ジオパークを立野ダムでこわさないで」
●日時 10月28日(土)19:00開会
●場所 熊本市・森都心プラザ5階ホール(西区春日1-14-1)

↓チラシPDF版です。

●立野10.28集会チラシ

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9月30日、熊本市北区で「白川の安全と立野ダムを考えるつどい」開催

9月30日、熊本市北区のくすのきクリニックで「白川の安全と立野ダムを考えるつどい」が開催されました。主催は「白川の安全と立野ダムを考える北区住民の会(仮称)」で、30人の住民の皆様が参加されました。流域のあちこちから、立野ダム建設への疑問や、国交省に説明責任を求める声が上がっています。集会の状況写真と、関連新聞記事を添付します。

↓9月30日の集会の模様を伝える朝日新聞記事です。

↓10月3日、住民有志が「立野ダムの建設中断と公開住民説明会を求める要望書」を国土交通省や熊本県、熊本市に提出ました。提出した文書です。

国交省宛立野ダムの建設中断と公開住民説明会を求める要望書

知事あて立野ダムの建設中断と公開住民説明会を求める要望書

↓10月3日の状況を伝える毎日新聞記事です。

↓「柱状節理で質問相次ぐ」との10月6日毎日新聞記事です。

 

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9月27日、熊本県に「立野峡谷の柱状節理破壊等に関する公開質問状」提出

9月27日、3団体の連名で熊本県に「世界ジオパーク指定の阿蘇・立野峡谷の柱状節理破壊と立野ダム本体予定地右岸の柱状節理に関する公開質問状」を提出しました。同趣旨の公開質問状を同日、国土交通省に対しても提出予定だったのですが、同日は受け取れないとのことでしたので、9月24日に国土交通大臣、九州地方整備局長宛に書留で郵送しました。以下、本日熊本県に提出した文書です。

柱状節理破壊公開質問県知事宛2017.927

提出時の写真です。

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9月30日(土)14時 北区で立野ダムを考えるつどい

9月30日(土)14時より、熊本市北区のくすのきクリニックで「白川の安全と立野ダムを考えるつどい」が開催されます。主催は、「白川の安全と立野ダムを考える北区住民の会(仮称)」です。白川の安全や立野ダム問題について、皆様の疑問にお答えします。案内チラシを添付しています。どうぞご参加ください。

■白川の安全と立野ダムを考えるつどい

●日時 9月30日(土)14:00

●場所 くすのきクリニック3階ホール(熊本市北区龍田5-1-41)

●入場無料 どなたでも参加できます

 

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立野ダム本体の位置と柱状節理の位置と国交省コメント

国土交通省立野ダム工事事務所のホームページ http://www.qsr.mlit.go.jp/tateno/ に、「平成29年9月16日付毎日新聞(熊本版28面)別の柱状節理も「破壊」との報道について」という2ページの文書を見つけました。1枚目は柱状節理と立野ダム建設予定地の位置、立野ダム満水時の水位の青い線(標高276m)、などが書かれた図です。今回破壊された柱状節理は、「阿蘇長陽大橋」のすぐ上です。柱状節理露頭範囲が赤で記されていますが、今回破壊された箇所と立野ダム本体予定地右岸が、群を抜いています。

2枚目は、「事実関係」と題した国土交通省のコメントです。これを読まれて、皆様はどうお感じでしょうか?

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立野峡谷の柱状節理破壊は「復旧か景観か」という問題ではありません

阿蘇・立野峡谷の柱状節理が国の工事で破壊された問題で、様々な報道がなされています。その中で「復旧か景観か」とのタイトルで報道がなされている件についてです。

1.破壊された柱状節理は、ただの「景観」ではない点
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界ジオパーク」に指定されている阿蘇ジオパークの中で、立野峡谷は重要なジオサイトの1つです。この柱状節理は、阿蘇や立野峡谷が形成された過程が良くわかる、貴重なジオサイト(地質上の見どころ)であり、後世に残すべき貴重な地質遺産でした。九州が南北に引っ張られることで、阿蘇外輪山が落ち込んで立野火口瀬ができました。その後、中央火口丘からの約6万年前の溶岩が固まってできたのが、この立野溶岩の柱状節理です。

立野火口瀬が立野溶岩でふさがった時は、白川の「鮎返りの滝」と黒川の「数鹿流ヶ滝」は1つの滝として、立野駅の西方にあったと考えられます。その後、数万年かけて浸食され、2つの滝は今の位置まで3㎞以上後退しました。その浸食された跡に、立野溶岩の柱状節理が見えるのです。そして、まさにその浸食された場所に、巨大ダムがつくられようとしているのです。

破壊された柱状節理の約1㎞下流の立野ダム本体予定地右岸でも、広大な柱状節理が見られます。ここでは、柱状節理と板状節理が交互に何層も堆積しており、立野溶岩が何度にも分かれて流れてきたことが良くわかります。立野ダム本体工事が始まればこの柱状節理も、幅200m、高さ90m、厚さ最大40ⅿにわたって削られ、永久にダム本体のコンクリートに飲み込まれます。これらの柱状節理は、ただの「景観」ではなく、学術的にも貴重な、後世に残すべき地質遺産なのです。

2.「景観」をとるか「復興(阿蘇大橋の再建)」をとるか、という問題ではない
この柱状節理の少し上流に新阿蘇大橋の橋脚ができるようです。しかし、このあたりの両岸は火山性の堆積物で、下に降りる道路が容易にはつくれません。唯一、岩盤で下に降りる道路がつくれたのが、破壊された柱状節理の岩盤であったと考えられます。しかし、新しい阿蘇大橋の位置も工法も、一般の住民が知らないうちに決められ、新聞に発表されました。新阿蘇大橋の位置や工法を決める段階で、多方面の意見を求めていたならば、柱状節理を破壊しない位置や工法が考えられたはずです。

この柱状節理を見ることができる長陽大橋や対岸(南阿蘇橋側)は、熊本地震後これまで立ち入り禁止とされ、この地質遺産の破壊を長陽大橋の開通まで住民は知ることができませんでした。また、立野ダムの事業者である国土交通省は、熊本地震で周辺の地盤が大規模に崩壊し、活断層も走るなど、立野ダム建設に対して多くの不安や疑問の声が上がっていたにもかかわらず、これまで住民が求めてきたダム説明会を1度も開かず、住民の公開質問状にも全く答えようとしません。

このような、住民に知らせない、住民の声を聴かない、住民の疑問に答えない、住民が知らない(見えない)うちに貴重な地質遺産を破壊する、という国土交通省の姿勢こそが問われるべきです。

詳しくは、ブックレット「阿蘇ジオパークに立野ダムはいらない」(出版元:花伝社 A5判88ページ 定価:864円税込)をぜひお読みください。今回破壊された柱状節理の写真を表紙にしています。「阿蘇ジオパークに立野ダムはいらない」で検索すれば、各通販サイトで購入できます。

 

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